こんにちは。こんばんは。40代シンママナースのたまごです。
今日は「AYA世代」について、少しお話したいと思います。
みなさんは、「AYA世代」という言葉を聞いたことがありますか?
AYA世代とは、
15歳〜39歳頃で、がんを経験した世代
のことを指します。
最近、医療や介護の現場でもよく耳にする言葉になってきました。
今回は、その中でも
- 「家に帰りたい」
- 「家族と過ごしたい」
と思いながらも、現実的な問題に悩まされるAYA世代の方についてお話したいと思います。
若い世代の「在宅療養」は負担が大きい
40代以降になると、介護保険を利用できる場合があります。
ですが、AYA世代の方は基本的に介護保険を利用できません。
そのため、
- 訪問看護
- 訪問診療
- 医療用ベッド
- 手すり
- ヘルパー利用
など、多くを医療保険や自費でまかなう必要があります。
「家に帰りたい」と思ったときに必要なもの
例えば、35歳で小さなお子さんがいる方が、
「家で家族と過ごしたい」
と言ったとします。
すると、家ではたくさんの準備が必要になります。
例えば、
- 電動ベッド
- 手すりの設置
- 訪問看護
- 訪問診療医
- 薬局との連携
- 家族の介護協力
などです。
もちろん、必要な支援を受けることはとても大切です。
でも、その多くにお金がかかります。
「高額療養費制度」があっても負担は大きい
日本には「高額療養費制度」があります。
そのため、最終的には自己負担額が軽減される仕組みになっています。
ですが実際には、
一度支払いをして、後から返金される
形になることも多いです。
しかも、
- 病院
- 訪問看護
- 薬局
- 訪問診療
など、それぞれで支払いが発生します。
そのため、一時的な出費がかなり大きくなることがあります。
介護保険が使えない世代だからこその苦しさ
40代以上であれば、
- 介護ベッドのレンタル
- 福祉用具
- ヘルパー利用
などを、介護保険で比較的少ない負担で利用できる場合があります。
ですがAYA世代では、それが難しいこともあります。
だからこそ、
「家に帰りたい」
という気持ちがあっても、
- 家族への負担
- お金の問題
- 子どもの将来
を考えて、言い出せない方もいるのではないかと感じています。
「病気」と「生活」は切り離せない
がんになると、
- 治療
- 副作用
- 不安
だけでなく、
「お金」
の問題が大きくのしかかってきます。
特にAYA世代は、
- 子育て
- 住宅ローン
- 教育費
- 仕事
など、生活の中心を担っている年代です。
だからこそ、
「家で過ごしたい」
という希望を叶えることが、とても難しくなってしまうことがあります。
もう少し柔軟な制度があってもいいのではないか
私は、
- がん患者さんへの支援
- 若い世代への介護制度
が、もう少し柔軟になってもいいのではないかと思っています。
もちろん、医療費や制度の問題は簡単ではありません。
ですが、
「なりたくてなった病気ではない」
という現実もあります。
だからこそ、
少しでも安心して、
- 治療を受けられる
- 家で過ごせる
- 家族との時間を持てる
そんな社会になってほしいなと思います。
最後に
訪問看護をしていると、
「病院にいたい」
という言葉の裏に、
- 遠慮
- お金の不安
- 家族への申し訳なさ
が隠れていることを感じます。
だからこそ、
「帰りたい」と言えること、
そしてそれを支えられる制度や環境が、もっと整っていってほしいと思っています。



コメント