親の介護はしたくない|訪問看護師が語る本音と家族への思い

家族介護

こんにちは。こんばんは。シンママナースのたまごです。

わたしは訪問看護師です。しかし、できる限り両親の介護はしたくないと思っています。

離婚してしまいましたが、義両親の介護ならできるだろうと思っていました。


なぜ親の介護はできないのか

なぜ親の介護はできないんだろうと考えてみました。

すると、「親はずっと親だからなんだなぁ」という気持ちが一番強いんだなと思いました。

年を重ねて、今まで通りできないことは頭では理解できています。でも心が追いついていない。

その追いついていない心のせいで、優しくなれないと思うからです。

以前の記事にも書かせてもらいましたが、わたしの親子関係がベストというわけでないことも、大きな理由の一つにはなります。

でも、親の排泄処理はしたくないんです。

入浴介助もしたくないんです。

祖母の介護なら、きっとできると思います。

義両親の介護でも、きっとできると思います。

でも、親になると違うんです。

点滴も採血も、自分ではしたくありません。

親を失いたくないとかそんな思いではなく、親の世話をする行為そのものが受け入れられないんだと思います。

育ててもらった感謝の気持ちはあります。でも、それだけで親の介護ができるとは思えませんでした。


介護しているご家族を心から尊敬しています

仕事柄、患者さんの家族が親を介護している姿を何人も何人も見てきました。

そのたびに「すごいなぁ」と心から尊敬します。

でも、わたしにはできない。

わたしにはできないことをやっている人たちを、本当に素晴らしいと思います。


子どもには同じ思いをさせたくない

また、私自身が親を介護できないと思うからこそ、自分の子どもには同じ思いをさせたくありません。

子どもたちがお母さんのことを支えたいと言ってくれたとしても、できる限り介護の負担は背負わせたくないと思っています。

なぜなら、介護は身体的にも精神的にも大きな負担になることを知っているからです。

看護師という仕事をしていても、人が弱っていく姿を見るのはかなりつらいものがあります。

それが身内であれば、なおさらなのではないでしょうか。

時間も体力も精神力も奪われていくことだと思います。


だから私は訪問看護師として支えたい

こういう思いがあるからこそ、自宅で介護をしている人たちの役に立ちたいと心から思います。

少しでも時間に余裕ができるように。

少しでも休めるように。

少しでも安心してもらえるように。

いつもそう思いながら訪問させてもらっています。

家族への思いは人それぞれです。

在宅介護をしない人もいます。

できない人もいます。

したい人もいます。

そして、さまざまな事情から介護を担っている人もいます。

どの選択にも、その人なりの理由があります。

家で過ごしたいと思う気持ちは、私にもよくわかります。

だからこそ、その思いをかなえようと頑張っているご家族の力になれる訪問看護師でありたい。

これからも、少しでも安心して介護が続けられるよう支えていきたいと思っています。

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